住宅ローン借り換えでリフォーム資金も借りられる?

住宅ローンの借り換えとは
まず、住宅ローンの借り換えについて説明しましょう。住宅ローンの借り換えとは、簡単には以下の手順で行います。
- 現在よりも低金利な住宅ローンを探して新規借り入れをする。
- 新規借り入れをしたお金で現在の住宅ローン(金利が高い)を一括返済する。
- 新規の住宅ローン(金利が安い)を返済していく。
その結果、10年前の高い金利で借りている住宅ローンでも、現在のの安い金利で返済できる。しかも現在の高いサービスを受けられるため返済の負担が減るだけではなく、メリットも多いおすすめの手段です。
今がチャンス!住宅ローンを借り換え
現在の住宅ローン金利は史上最低水準と言われています。ですから、固定金利でも変動金利でも10年前の住宅ローン金利よりは、明らかに現在の方が低金利になっているはずです。
そうなると、ちょっとの工夫で現在の住宅ローン金利を低くすることができるのではないか?と考えるのは当然ですね。
そこで、考えられる具体策が「住宅ローンの借り換え」です。住宅ローンの借り換えは、前の項目で説明したように安い金利で借り入れて高い金利を一括返済して安い金利を返済していくという方法で、金利が低い今こそは絶好のチャンスなのです。
リフォーム検討中
築10年ともなると、そろそろ住宅の劣化が目立ち始めます。外壁や屋根の塗装、床や内装の修理などメンテナンスにかかる費用も出てくると思います。
一般的に築10年で一度目の補修や修理が必要になるといわれているのは当サイトをごらんの方ならご存知だと思います。壁紙の張り替えなども必要ですし、フローリングなども今主流になりつつある無垢フローリングに変えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この10年間で住宅に関する考え方も大きく変わり、断熱性、耐震性などは年々新しい優れた部材と建築方法が生まれています。
又、子供部屋の増設など、10年間で家族の生活様式に変化がでることも考えられますね。
そうなると、リフォームということになります。
「それじゃリフォームするか」と言っても結構な金額がかかってしまいますから、ローンを組まなければ支払えないという人も多いと思います。
ただ、まとまった金額が必要になる場合には通常のリフォームローンでは金利が高くなってしまいます。
こういった場合に金利が安い住宅ローンをリフォームに利用できないかを検討することをおすすめします。


リフォームはいくらくらいかかるの?
一口にリフォームと言っても、結構お金がかかるものです。
私の経験ですが、庭を改装して屋根付き駐車場にするのに50万円、駐車場にフェンスを取り付けるのに30万円、屋根と外壁の塗装で80万円など、ちょこちょこと出費がかさみ、更に今後は浴室のリフォームで100万円以上かかる予定です。
ここまでで、リフォームだけで260万円!我が家には子供がいませんので子供部屋は不要ですが、お子さんがいるご家庭では年頃になると、更なる改装も必要になるかもしれません。
住宅ローンに加えて、これらのリフォームローンの支払いが加算されると結構な負担になってしまいます。
そこで、これを機会に住宅ローン借り換えとリフォームをまとめることができれば、かなり大きなメリットになります。
借り換えでリフォーム資金が捻出できる?
10年前に3000万円を金利3.0%で35年ローンを支払っていた人が、現在の金利が年1.5%という住宅ローンに借り換えた場合、でシミュレーションをすると、かんたんな計算ではありますが残り25年間返済し続けると500万円もトクになるという結果が出ました。
ナント!住宅ローンを借り換えるだけで500万円も減額になるんですよ!!
500万円あったら、前の項目で例に挙げたリフォーム代金が全額支払えてしまいます。
つまり、住宅ローンを借り換えるタイミングでリフォームローンも合わせて組めば、返済額がそのままでリフォームを済ませる事だってできるという計算が成り立つのです。
住宅ローン借り換えとリフォームの一本化
ここで、住宅ローンとリフォームローンの違いを説明しておきます。
住宅ローンは借入金額が数千万円と高額なために数十年単位の長期間ローンを組むことが多く、金利は低めに設定されています。
それに対して、リフォームローンはリフォームの規模にもよりますが数百万円の借入れなので短期ローンになることが多く、住宅ローンよりも金利は高めに設定されています。
さて、住宅ローンを借り換えるということは、新規で住宅ローンを組むことになります。
どうせ住宅ローンを借りるのならば、その中にリフォーム資金を入れてしまえ!
言い換えると、リフォーム資金を含んだ金額で住宅ローンを借り入れれば、金利が高いリフォームローンを借りなくてもリフォームできるということです。
つまり、住宅ローンと同じ低金利でリフォームのローンも賄えるという目論見です。
そして実際に住宅ローン借り換えにリフォーム資金をプラスして借りることができる銀行があるのです。


住宅ローン残高にリフォーム資金を上乗せして借り換える
現在、様々な銀行のホームページ上で、住宅のリフォームを機会に借り換えを進めるプランを斡旋中です。
イオン銀行では「住宅ローン・リフォーム活用プラン」、楽天銀行では「住宅ローン×リフォーム一括検討」、りそな銀行では「りそな借り換えローン<リフォーム資金セット型>」などのリフォーム資金付の借り換えローンプランを提供しています。
みずほ銀行もプラン名はつけられていませんが、中古住宅購入代金とリフォーム代金をまとめて一本化した住宅ローンの提供を勧めています。
借り換えの時期がちょうどリフォームの時期に重なる、このことをチャンスと見ている銀行が多いということでもあります。
積極的にこういった銀行を活用して賢くメリットを活かしていきたいものです。
住宅ローン借り換えにリフォーム資金を入れるのは正当な手法
このように、各銀行がリフォーム資金を含めた住宅ローンを勧めているのですから、住宅借り換えローンにリフォーム資金を入れてしまう「どさくさ紛れ」的な手法は決して悪いことではないのです。
むしろ、銀行のホームページでは「リフォーム資金を入れて借り換えると、むしろ月額の支払いが安くなる?」などと積極的に融資をしたがっているので、リフォームと住宅ローン借り換えを考えている人は今が絶好のチャンスと言えますね!!

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住宅ローン借り換えの絶好機ショッピングローンと違って住宅ローンは借り入れ金額が大きいために、数十年もの長期間に渡って返済するローンです。借り入れたお金は利息を付けて返さなければいけませんが、住宅ローンのように数千万円単位の借入れでは、金利が数%違うだけで支払う利息は大きく変わってきます。ですから、住宅ローン利用者は、より低い金利の住宅ローンを探すことが一番の「財テク」なのです。金利1%の違いで支払...